【オリエンテーション】道具について
【この講座で使用するもの】
①紙(スケッチブック、ノートなど)※表面がなめらかな紙がよいです
②鉛筆(2B、4B)※シャープペンも可
③定規(15~20㎝程度のもの、ポケットメジャーも可)
④彩色道具(色鉛筆、水彩絵の具)※3ヵ月目に使います。ワークショップ内でご相談に乗りますので、最初はなくてもかまいません。
スケッチは、紙と鉛筆の2つがあれば描けます。
この講座で使うスケッチ道具は、すでにお持ちのものがあれば、まずはそちらをお使いください。
使っていないノート、スケッチブック、昔そろえた絵の具セットやパレット、色鉛筆などが、
お家のどこかに眠っていませんか?
もしあったら、この機会に活かしましょう。
主にお家で、室内で描く場合は、どんなものでも構いません。
自分だけのスケッチセットを作る
「この機会に新たに揃えたい」「道具から入って楽しみたい」というのもアリです。
持っていると気分が上がる道具を持つと、使いたくなりますよね。
私自身も、ペン、鉛筆、シャープペン、絵の具、色鉛筆、スケッチブック...
気になるものはお財布の許す限り使ってみて、自分にとって、好みのデザインと使いやすさを兼ねそろえたものを使っています。
「使いやすさ」や、「気分の上がるもの」というのは人によって違いますので、
お店に行って、いろいろな物を手にとってみて、ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。
とはいえ、あまりに多くの選択肢がありすぎて、どこから手をつけたらいいかわからない…ということもあるかと思います。
そんなときは、以下のスケッチキットの作り方をご参考にしてください。
野外でも使いたい場合は、コンパクトにまとめられるものがおすすめです。
野外用であってももちろん、お家と兼用で使うこともできますよ。
スケッチキットの作り方
鉛筆、消しゴム、定規、彩色道具など、必要な道具をひとまとめにしたスケッチキットがあると
描きたいときにさっと広げられて、便利です。
もし使い道のないペンケースやポーチなどが眠っていたら、この機会に活用してあげましょう。
お裁縫が得意であれば、お気に入りの色柄の布で作ってみるのも良いと思います。
ケースには、ポケットが複数あって、丈夫な生地のものがおすすめです。
私はオマケでもらったメイクポーチや、トラベル用ポーチなどを使っています。
上のケースは、無印良品の旅行用ポーチです。
ポーチの中身
私のポーチの中に入っているものです。
以下にリストアップしますが、この講座では、最初にお伝えした4つの道具があればOKです。
同じものをそろえる必要もありません。
スケッチを続けるうち、あるといいなと感じたら、順次そろえていってください。
【測るもの】
・メジャー
・コンパス(サイズを測るために使います)
【拡大して観察するもの】
・虫めがね、またはルーペ
【筆記具】
・シャープペン
・消しゴム
・替え芯
【彩色道具】
携帯用水彩パレット
【その他】
・ピンセット(細かいもの、手で直接触れない方がいいものなどを観察するときに使います)
おすすめのスケッチブック・ノート
月光荘スケッチブック(アツ) 0号(ポケットサイズ)、2号
無印良品スケッチブック F1サイズ 背表紙が硬いので使いやすい。水彩の色の乗りもよいです。
無印良品ダブルリングノート A5 (ペン/鉛筆、色鉛筆向け。水彩絵の具を使う場合は使えません)
SOHO SKETCH
maruman スケッチブック B5スパイラル B5天のり製本
上の写真にあるスケッチブックはこちらです。
ターレンス アートクリエーションスケッチブック 絵を描く手帳 13×21cm
もちろん、上記以外のものでもOKです。
まず紙は、表面に凸凹が少なく、滑らかなものを選んでください。(「水彩画用」ではないもの)
最初に行う線の練習ならば、コピー用紙でもかまいません。
野外で使うスケッチブックの表紙は、硬いタイプが使いやすいです。
しかし高価なものもあり「ページを無駄にするのがもったいない...」と使えなくなってしまうことがあります。
そうなってしまっては元も子もないですので、まずは手頃な価格帯のものから、どんどん使っていきましょう。
鉛筆の選び方
自分の手に馴染み書きやすいもの、持っていて気分が上がるものを選んでください。
木軸の鉛筆は、メーカーは問いません。2Bと4Bをご準備ください。
そのほか、シャープペンや、鉛筆とシャープペンシルが合体した「芯ホルダー」というものもあります。
鉛筆の書き心地はよいものですが、野外では折れたり削ったりが面倒なこともあって
私は主に、シャープペン式のものを使います。
ただ、シャープペンシルの場合は、濃い芯を使うと折れやすくなるものもあります。
いろいろ使ってみた結果、私のおすすめを、以下にご紹介します。
下にある動画では他の種類もいろいろご紹介していますので、ご参考にしてください。
◆シャープペンシル
▪濃い芯が折れずに使える(0.5mm/4B)
▪少し太めのグリップ(0.7mm/2B)
◆芯ホルダー
▪2㎜芯スケッチ用ホルダー
・大人の鉛筆 https://www.yodobashi.com/product/100000001001718148/
【シャープナー】 SPN-70 大人の鉛筆 芯削り器
【替え芯】 三菱uni3B 4B 大人の鉛筆 2B 4B 6B
※消しゴム 練ゴムがおすすめです。消しカスが出ないから…ですが、キレイに消えないこともあります。濃い鉛筆の線をキレイに消したいときは、MONOやOMUNIなどプラスチック消しゴムの方が適しています。
↓解説動画↓
彩色用具
スケッチに色をつけるための彩色用具があると、スケッチはより楽しくなります。
【色鉛筆】
スケッチ初心者の方には特におすすめです。
100円ショップなどで安価なものも手に入りますが、新たに購入するのであれば、
1本150~250円くらいのものを選ぶとよいでしょう。
ちょっと高いと思っても、色鉛筆は長持ちしますので、
品質のいいものを購入しておいた方が、かえってお得になります。
おすすめ
【水彩絵の具、パレット】
水彩絵の具のおすすめ➡ホルベイン、ウィンザー&ニュートンなど
おすすめのパレット➡主に家で使うのであれば、大きすぎず、小さすぎず、出すのが億劫にならない程度の大きさのものを選びましょう。
携帯水彩絵の具セット➡野外でも使いたい場合は、携帯用の水彩セットがおすすめです。
W&N コットマン水彩 ハーフパン 12色スケッチャーズポケットBOX
W&N コットマン水彩 ハーフパン 16色DXスケッチャーズポケット
筆➡水筆、水彩筆
【水筆】
水彩絵の具、水彩色鉛筆に使います。持ち手部分に水を入れて使います。携帯用に便利です。
おすすめメーカー
サイズは大・中・小とありますが、大を選びましょう。
細い線から太い線まで、描ける線のバリエーションが広いからです。
【水彩筆】
筆洗具を別に準備して、洗いながら使ういわゆるノーマルなタイプの筆です。
水筆が苦手、という方もいます。
野外では水筆、お家ではノーマルな筆、と使い分けるのもよいでしょう。
おすすめの筆
ホルベイン 水彩筆 ブラックリセーブル SQ ラウンド 丸 1号
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