このコースについて
これからの変化と多様性の時代、将来困らないように、早くから幼児教育で勉強の習慣を身につけさせたい。勉強より遊び、子どもはのびのび自由に育てたい。どちらも、子どもの将来を想う気持ちには変わりありません。
でも子どもは気まぐれ。思い通りにはいかない生きものですよね。
子どもはそんな姿を通して、私たち大人に「人間はこうやって生きていけばいいんだよ」と思い出させようにしてくれているのかもしれません。
子どもと自然を楽しむ・・・一見、ただのお遊びのように感じるかもしれません。
このコースは、子どもをうまく導いて、大人側の思い通りの方向に向かせよう、とするものではありません。大人自身が、親自身が、子どもの眼になって、自然の不思議に目を見はり、”子どもそっちのけで”子どもと世界を楽しむためのコースです。
子どもは、あなたのそんな姿を見て、自分もやりたい、と言い出すかもしれません。そうしたら、仲間に入れてあげましょう。そして子どもは、あなたのとてもいい先生に、なってくれるはずです。
ネイチャージャーナリングの手法には、学校では教えてくれない、一生役立つ学びの基礎が含まれています。ほんとうに大事なことは、とても地味で、一見、無駄に見えるようなことに、隠されています。結果はすぐに出なくて、ずっとずっと後になって、じわじわと実感してくるものなのです。
このコースでは、子どもと一緒に無理なく楽しめるネイチャージャーナリングのやり方をお伝えします。
このコースで学べること
●「観察」のしかたがわかる(学校で「観察」を習いますが、具体的な観察のしかたは教えてくれないことが多いです)
算数、国語に役立つ問いかけのしかたがわかる(横断型の学びができるようになります)
●イノベーションを起こせる思考法が身につく(記憶力を高める方法でもあります)
●好奇心、探究心を刺激する(自分の人生や社会をよくするカギは「好奇心」です)
●自分の考えに自信を持ち、チャレンジ精神を育む(「間違い」のない世界で、自分や他人の考えを肯定します)
●俯瞰力が身に付く(”賢い人”の特徴は「俯瞰力」があるかどうかです)
対象年齢
未就学児~小学生くらいまで
親子で自然活動をしたり、勉強したりするのは親の手がかかる年齢までが多いため、小学生以下を対象にしていますが、内容は大人用とほぼ同じです。
中学生以上でも興味があれば十分活用していただけます。
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私がネイチャージャーナリングを知ったのは、子どもが生まれる前でした。いつか子どもを持ったら、これを一緒にやりたい!と思いました。10年以上たったとき、その機会がやってきました。
私の子どもは、私とは全く違う人格です。理想どおりになんて、まったくいきません。私のやっていることを傍目で見て、気が向いたら一緒にやる、という程度です。
一緒に書く、ということをしなくても、日常生活の会話の中で、ネイチャージャーナリングの要素をはさみ込んでいます。
子どもにとっては書くという作業は、とても高度です。最初から書くことを求めなくてかまいません。子どもがどんな反応を示すかは、やってみるまでわかりません。
「うちの子はやらないと思う」と決めつけていたお母さんのお子さんが、一番集中していた、なんていうこともあります。
同じ年齢であっても、細かいことをいわなくても自分からのめり込んでいく子もいれば、そうでもない子もいます。とても個人差があるので、お子さんによって、やり方も変わってくるでしょう。
どんな反応を示したとしても、ネイチャージャーナリングは学びの基礎として、学校の勉強やビジネス、子育てに応用することができます。
カリキュラム
- いま、子どもに必要なことは?
- いろんな形をなぞってみよう
- 一日3つの色をみつけよう
- いろんな「色と形」をさがそう(問いかけカード印刷用)
- はてなチャレンジ<ギモンの見つけ方>
- 天気を観察しよう
- 季節の変化を見つけよう
- 生き物カレンダーをつくろう
- 聞こえた音を”スケッチ”しよう (12:15)
- ”音マップ”をつくる
- 夏至(げし)のワーク
- 親子のネイチャージャーナリング【動画】 (29:29)
- 夏休みのネイチャージャーナリングワーク集
- ネイチャージャーナリング・ワーク集<二十四節気の一年>
- <季節・年・月>節目のワーク
- カブトムシの描き方 (87:32)
- カマキリの描き方(動く昆虫を描く) (39:34)
- ぬりえ(草花・昆虫・鳥)
- 「いますぐできるネイチャージャーナリング」やり方資料(PDF)
- ネイチャージャーナルワークシート(印刷用)
- 子ども科学者への道
- 一生役立つノートのかきかた
なぜ?を楽しむ
なぜ?から「ものの見かた」、考えかたの基本ステップを学ぶ

「ぼっとう」時間を作る
ひとつのことに集中する時間を大事に
表現を楽しむ
いろんな表現のしかたで遊んでみよう

講師について
子どものころから自然の中で遊び、絵を描いてきました。
子どもの頃のエピソードは、小1か2年くらいの頃、行方不明になったこと。夏休みのある朝、母が気づくと私がいない!朝5時頃のことです。慌てた母はあちこち探しますが、見つからない。しばらくすると、虫かごにカブトムシをいっぱい捕まえて、意気揚々と帰ってきたとか…。思ったらすぐ行動!この性質は、大人になるまで変わりません。
そして、動物の絵を描くことが大好きで、思ったとおりの動物の表情を描くために、何度も描き直して、ようやく理想的な表情が描けたときの感動を、今でも覚えています。
自然と遊び、観察した生きものや、動物番組や映画で見た野生動物を描く経験が、自然を描く絵描きとしての道につながりました。
分野を超えて脳科学、心理学、教育学、王道學などに関心を持ち、多くの本を読んだり、セミナーに参加したり、今も常に勉強しています。私が学んでいるのは、自然の原理原則をから見るものごとの本質です。これまで私が学んできたことのエッセンスを、ネイチャージャーナリングを通してお伝えしています。
「自分にとっての幸せな生き方」を知り、大人になっても見失わないためには、子どものうちに現実の世界をできるだけ長く、体験することが大切です。
これは、学校のお勉強が人より早くできることよりも、ずっと大事なことだと私は考えています。
2020年、子どもが小学1年になるタイミングで神奈川県から高知県に移住、借りている畑で野菜を育てたり、休日は娘と近所の自然の中で遊んだりしています。自然のしくみ、古来から自然と共存してきた私たち日本人のくらしの文化を通して、子どもと楽しめるネイチャージャーナリングをお伝えします。
14日間全額返金保証
「内容が期待していたものと違った」「全く役に立たなかった」という場合には、ご購入から14日以内にご連絡ください。全額返金いたします。